天皇陛下60才の誕生日 会見を読んでの感想 皇族は下々の庶民とは別世界に住む人達だと思った

天皇皇后両陛下

今日2月23日、天皇誕生日だったことをすっかり忘れていました。一般参賀でもあれば少しは頭にのなかにあったと思いましたが、新型コロナウィルス騒ぎで一般参賀、祝賀行事が中止になり天皇になって初の誕生日祝日なのに寂しい誕生日になりましたね。こういう時こそ雅子さまも一緒に記者会見すれば良かったのに・・・とは思いました。

出掛けていたので帰宅してからミラージュさんの入院していたペンペン草さんが退院したとのコメントを読み、早速ブログを拝見に行きました。退院おめでとうございました。盲腸炎での入院とのことで大きな病気じゃなくて良かったです。入院生活で疲れた身体を休めて退院後も暫くは安静に過ごしていると様々なことを考えるのはよく分かります。今まで仕事をしながらご両親のことで一生懸命動き回り、ある意味自分の時間、労力を犠牲にし過ぎていたのだと思いました。適度な犠牲なら我慢出来ることが限界を超えた犠牲だと親であっても子どもは疲弊してしまいます。超高齢者の親だと自分も同じように高齢になっていきます。

私が天皇誕生日を忘れたのは、昨日は母のいる施設から電話がきて補聴器の電池が無くなったから持ってきてください、と言われ買い物の後にデイサービスに持って行きました。その後、昼から5時頃まで孫2人が遊びに来てかなり疲れて帰ったあとは鎮痛剤を飲み寝ました。そして今日は孫2人を連れて義母のいるグループホームに面会に行き、次は母のいる施設に昨日渡せなかったお菓子を持って面会に行ってきました。 朝から頭痛がするので鎮痛剤を飲みながら動いてきました。



今はまだ良いほうで、去年までは1人で薬を飲みながら動き回っていました。雅子さまの年齢の時は体調が悪くても無理に動かざるを得なくて動いていました。食事が取れないくらい疲れた時もありましたが、それでも親達の為に動き回り、更に家事炊事雑用もやってきていよいよ限界で体調が悪くなり内科に行くと「過労、ストレス」と言われたものでした。私だけでなく心療内科に掛かりながら、他の病気を持ちながらも、頑張って無理をして働いている、動いている庶民の多い事、多い事。生活が掛かっていますから働かないと食べて行けないんです。雑用も頼める人は良いけど誰にも頼めず自分で無理をしてもやらねばならない人達も多いんです。

毎年同じフレーズ、体調には波と共に今年はとてもよく頑張っていると思いますが、決して無理をすることなく、これからもできることを一つ一つ着実に積み重ねていってほしいと思います。と天皇陛下の言葉。

下級国民の私などとは比較も出来ないくらい大事に大事にされて良いですね。

そして次に上皇上皇后陛下については、
音楽鑑賞や美術鑑賞などへのお出ましなど、これまで十分に時間がお取りになれなかった御活動にもお時間をお割きになれるようになればと思っています

今までも散々鑑賞三昧してきて後期高齢者でこれほどお出かけ、鑑賞する後期高齢者は珍しいだろうと思ってきましたが、更に音楽鑑賞、美術鑑で特権階級はかなり恵まれているものだとつくづく思いました。

高齢者施設に入所出来る義母と母は恵まれているし、子供の私たちも恵まれていると常々思っていましたが、やっぱり下々の生活とは掛け離れている別世界に住む人達でとかく国民と共に、国民に寄り添いの言葉も毎回同じテンプレートのようじゃないかと、思ったりするのでした。一体、この天皇陛下から出る言葉に軽さを感じるのは何なのだろう・・・自分の置かれている環境、立場のあまりの違いだろうか?
上っ面の言葉だけで「自分たちが良ければいい」こういうことが読み取れてしまうからだろうか。

【質問】御家族についてお尋ねします。皇后さまは即位関連の行事にすべて出席し、パレードなどで涙を見せられる場面もありました。陛下は皇后さまのご活動やご体調をどのように受け止め、今後、どういった役割を期待されていますか。高校卒業を控えた愛子さまの進路や現在のご様子とともに、間もなく成年皇族となられる愛子さまのご活動や将来について、天皇として、父親としてどのようにお考えになっていますか。退位による代替わりでは、一部で二重権威への懸念もありましたが、上皇ご夫妻のお過ごしをどのようにご覧になっていますか

【天皇陛下の答え 雅子さまについて】
「雅子は、種々の工夫を凝らしつつ一生懸命に努力を積み重ね、幸いにして、令和元年は、即位に係る全ての儀式・行事に出席することができました。このことを私も雅子もとてもうれしく思っております。本人も強い責任感を持って一つ一つの行事に臨んでおりましたが、それに加えて、先ほども述べましたとおり、即位以来、多くの方々から温かいお祝いを頂いたことが活動の大きな支えになっていると思われます。

雅子自身も多くの方々から寄せていただいた温かいお気持ちをうれしく、また有り難く思っていると申しておりました」「他方、雅子はいまだ快復途上にあり、昨年12月の誕生日の際に医師団が見解として述べているとおり、体調には波があり、大きい行事の後や行事が続いた場合には、疲れがしばらく残る傾向があります。近くで見ていると、とてもよく頑張っていると思いますが、決して無理をすることなく、これからもできることを一つ一つ着実に積み重ねていってほしいと思います。また、即位以来、忙しい日々を送る中でも、私や愛子にもいろいろと細かく心を配り、活動を支えてくれており、公私にわたり良き相談相手となってくれています。私も今後とも、できる限り雅子の力になり、支えていきたいと思っております。国民の皆様には、これまで雅子に温かく心を寄せていただいていることに、
改めて心より感謝の気持ちを述べるとともに、引き続き雅子の快復を温かく見守っていただければ有り難く思います」

【愛子さまについて】

「愛子は、この3月に学習院女子高等科を卒業いたします。学習院女子高等科においては充実した高校生活を送ることができたようで、それもひとえに先生方や多くのお友達のお陰であると感謝しております。今後の進学先については、今日、学校側から、愛子が希望していた、学習院大学文学部日本語日本文学科への合格通知を頂きました。進路については、本人から私たちにも相談がありましたが、本人の意向を尊重しながら、できる範囲での助言をしてきたつもりです。希望の進学先に進めることを、愛子はもとより、私も雅子もとても喜んでおります。高校を卒業し、大学へ進学すると、今まで以上に、様々な経験を積み重ねながら視野を広げていく時期になると思います。これからも感謝と思いやりの気持ちを大切にしながら、いろいろな方からたくさんのことを学び、自身での思索を深めていってほしいと思っています。それとともに、充実した学生生活を送ってほしいと思っています。その中で、自分のやりたいことを見つけ、成年皇族としての公務とのバランスを見出しながら将来への希望を描いていってもらえれば、と思っております」

【上皇上皇后陛下について】

「上皇上皇后両陛下には、長年にわたり、常に国民の幸せを願われ、国民に寄り添い、苦楽を共にされながら、全身全霊で務めを果たしてこられました。上皇上皇后両陛下のこれまでの歩みに思いを致す度に、深い感謝と敬意の念を覚えております。そして、御退位に当たり、私たちに対し、種々お心遣いをいただいてきたことを有り難く思っております。同時に、これから高輪への御移居の御準備や、御移居に伴う新しい環境への順応などの御負担を案じております。御退位後、上皇陛下には、生物学研究所へのお出まし、上皇后陛下には、
音楽鑑賞や美術鑑賞などへのお出ましなど、これまで十分に時間がお取りになれなかった御活動にもお時間をお割きになれるようになればと思っています。末永くお健やかにお過ごしいただけますよう、心よりお祈り申し上げます」

宮内庁提供の動画 雅子さまと一緒

天皇陛下60才の誕生日 会見全文は以下のURL
長いので読むのが面倒な方はその下にある動画を見て聞いてください。
それでも面倒な方の為に時事通信引用の記事をその下に載せました。
https://www.sankei.com/life/news/200223/lif2002230013-n1.html

天皇陛下は23日、60歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、お住まいの赤坂御所(東京都港区)で即位後初の記者会見に臨み、「常に国民を思い、国民に寄り添いながら、象徴としての責務を果たすべくなお一層努めてまいりたい」と決意を述べた。昨年5月1日の即位当日の「剣璽等承継の儀」と「即位後朝見の儀」の際は「我が身が担う重責に思いを致し、身の引き締まる思いがし、厳粛な気持ちになりました」と振り返り、約10カ月を経て「天皇の一つ一つの公務の重みと、それらを行うことの大切さを感じております」と心境を語った憲法に対する思いを問われると、「憲法を順守し、象徴としての務めを誠実に果たしてまいりたい」と話した。人工知能(AI)やスマートフォンの普及、気候変動などを例に挙げ、「社会の変化や時代の移り変わりに応じた形でそれに対応した務めを考え、行動していくことは大切」と新たな時代の皇室の役割に言及。

ライフワークの水問題を切り口に、貧困や防災などの諸問題に考えを巡らせることができるとして、「『水』問題への取り組みで得られる知見も大切に生かしていきたい」と述べた。療養中の皇后さまについては、即位関連の行事や儀式に全て出席できたことを「私も雅子もとてもうれしく思っております」とする一方、「決して無理をすることなく、できることを一つ一つ着実に積み重ねていってほしい」と気遣った。 希望していた学習院大文学部への進学が決まった長女愛子さまには「充実した学生生活を送ってほしい」と期待。上皇ご夫妻には感謝の気持ちを何度も示し、3月末までに予定されている転居に伴う負担を案じつつ、「末永くお健やかにお過ごしいただけますよう」と願った。出典 時事通信https://www.jiji.com/jc/article?k=2020022300004&g=ryl



コメント 【注意】既にコメントしている方に被らないハンドルネームを入れてください。匿名・名無し、通りすがりは承認できません。皇族方には敬称をつけてください。

  1. aplico より:

    mayuさん
    記事のアップ、ありがとうございます。いつもいつも読ませていただいております。
    そして、この場をお借りして申し訳ありません

    ぺんぺん草さん
    たいへんな状態だったのですね。
    病気をすると、様々なことを見つめ直したりしますね。
    ぺんぺん草さんが愛すること好きなことを大切にしていって下さるとうれしいです。

    お二人とも、皇室ブログを続けてくださって、ほんとうにありがたく思います。

  2. やしま より:

    ミラージュさん、こちらへのお知らせありがとうございました。そしてペンペン草さん。。
    本当によかったです!
    もう少しで破裂するところって、それ、重篤な状態だったんですよ。こういうときは絶対に救急車を呼ぶべきだと思います。
    3年前、義弟が盲腸炎になり、自分で救急車を呼んで病院に行きました。タクシーで来る患者と救急車で来る患者さんは、病院側の対応は違うと思います。ギリギリ間に合われたからいいけど、お腹の中で爆発していたら、命にもかかわる話です。夫の祖母は、盲腸炎で亡くなりました。爆発してしまった口です。どうかご自分の健康をお大切に。こういうときのために我々は税金を払っているのですから、救急車、使ってくださいまし。お願いいたします。

    今回の言葉の軽さ。
    それは、「自分で考えた文章ではない」「心底そう思ってなんぞいない」からだと思います。
    だから、こちらの胸に響いてくるものが、なぁんにもありません。

    今回も雅子様のお召し物と、陛下のネクタイはおそろいの色。「仲良しコーデ」というやつですかね。
    我々、そんなふうなベタついた仲良しアピールを必要とはしていないのですが。それはもう平成上皇夫妻でお腹がいっぱいです。

    眞子さまの記事も紹介されていたので、読んでまいりました。皇族というのは、皇族経済法に縛られてはいるけど、実は案外抜け道があります。例えばお車代など、ピッタリの額を渡されるわけではありません。名誉職にもお金は伴います。(だから典子さんは名誉職に新たにつかれるわけで。別居中の個人的お小遣い稼ぎのようなものですね)

    こういうお金を、そっと秋篠宮家から眞子さまに渡すことは、物理的に可能です。表面には何も出てきませんが、まとまった額になることもできそうです。眞子様のお子様がお生まれになられて、貧窮にあえぐような生活はさせられません。何とかして援助ということに結局はなってしまうでしょう。あちらの目的は、生涯楽して暮らすこと。眞子様は金の卵を産む鶏だから、どんな形であれ、結婚できるものなら、すると思います。。。

    しかしそうなったときの私たちの気持ちの持っていきどころは?mayuさんも以前お書きになられたとおり、我々、絶望的な気持ちになるでしょうね。

  3. ラミリー より:

    mayuさん、ありがとうございます。まあ本当にこの方達は、いつでもおめでたいことで、よろしいですねー。国民を思い、寄り添う?新型コロナ肺炎についてはどうなのか、動画の中では言及されてるのでしょうか?申し訳ないのですが、この方の動画は、見ることができません。
    mayuさんは、今も、お母様のために無理してでも動かれ、頭痛薬がなければやっていけませんよね。私は動かなくても疲れています。姑のゴタゴタです。聞くだけで、「うえーーーー」となります。風邪が治りきらないうちに花粉症もやってきました。小さな楽しみを見出しながら、細々と生きていくしかありませんね。

  4. ミラージュ より:

    mayuさん、お疲れのところ新しい記事をありがとうございます。
    新しい記事が載るとスマホでは2つの記事しか表示されませんのでKKの禍々しい顔を見なくてすみます。
    そして前記事でぺんぺん草さんへのコメントを掲載して頂きましてありがとうございました。

    雅子サマの恢復途上は一生続くでしょうね。
    後世に、「恢復途上」は時の皇后につく枕詞だと国文解説に載るかもしれません。
    種々の工夫って、具体的に挙げて頂きたいです。 勤労奉仕団への会釈や、祭祀等が出来ないのに、良く言うわ~です。

    この写真の服装は、10日に三の丸尚蔵館へ行かれた時と全く同じですね。
    記事には12日撮影となっていますが、ホンマカイナ?
    いつもの部屋、同じクッション、服装は一昨日と同じって酷くありませんか?
    しかも読んでいる(眺めている)地図が、題名が大きくてまるで小学生用みたいです。
    どこをどう工夫してるのかサッパリ見えませんです。

    夜には弟妹家族とお祝い御膳だとか。
    上皇夫妻は呼んでいないみたいですね。
    庶民は還暦とかの賀寿には一族でお祝いするのに、きっとまた二重権威とか言い出されかねないからかしら?
    チョッピリお気の毒に思いました。
    ま、この位は辛抱して頂きましょうか、とも思いますけど。

  5. イリス より:

    mayuさん、お疲れの中記事アップありがとうございます!
    頭痛はいかがですか?首の後ろ側や肩にかけてゆっくりドライヤーを当てるのも、少し血流を良くする助けになります。

    コロナウイルス、免疫力で発症を封じ込める、発症しても極めて軽度で回復する、こういった身体をつくっていくのが、いちばんの対抗策ですよね。マヌカハニーは、本当にオススメです(^^)

    天皇陛下の会見…会見とつくものには雅子さまは決してお出にならないようですね。一人医師団の威力の絶大さを実感します。それにしても眉、迫力ですね~。
    内容は…確かにご自分方のことがあくまでメイン、でしたね(笑)。雅子さまを徹底して庇いageられ、「快復途上」フレーズは生涯お外しにならないかもしれませんね(^^;)こんな無敵ワード、そうそう手離されませんね(笑)。
    上皇ご夫妻は、ああ言ってくださったのだからと、ますますお出ましに拍車がかかりそうですね(–;)
    不敬ながら今まで、「国民に寄り添われている」と感じたことがないので…やはり言葉が空回りという印象でした。

    mayuさん、ミラージュさんのおかげでペンペン草さんのご退院を知りました。ありがとうございます!
    ペンペン草さん、お痛み大変でいらっしゃいましたね。でもご無事にお帰りになって、本当に安心いたしました。仰るとおり、何でも緩めのペースでなさってください。ブログも、ゆっくり楽しみにお待ちしております(^^)

  6. nono より:

    mayuさんこんにちは!お身体の具合はいかがですか?それこそご無理なさらず、ご自愛ください。
    さて、陛下の還暦祝いはずいぶん質素な雰囲気になりました。
    会見の様子をFNNの動画で全部見ましたが、用意周到な懐剣と言うのは面白くないですね(苦笑)
    雅子さまについてのテンプレートは出てくると思いましたが、見方を変えると陛下や周りがより心配性な感じもしますね、実際は大丈夫だろうに…。と思いました。
    また、両陛下の年齢を考えると行事や儀式が続けばそりゃ疲れも残り、寝て起きればはい復活!なんて事はそうそう無いと思うのです。
    上皇ご夫妻が特別強かっただけです。
    ですので秋篠宮ご夫妻ももう少しゆとりを持ったスケジュールで動いてほしいと願います。
    愛子さまの件で少し驚いたのは、陛下から成年皇族としての公務について言及した所、しれっと愛子さまには公務はさせない方向で行くのだと思ってましたので、言及したと言うことは今後お一人でも行動なされるおつもりがあるのだと感じました。
    重ねて、ここにお集まりの皆様には季節の変わり目ですお身体ご自愛ください!

  7. ゆう より:

    こんばんは

    ぺんぺん草さん
    ご退院おめでとうございます
    (この場をお借りしてすみません)

    ほんとうに皇室は別世界なんですね~
    体調の波・・いつまで使う気なんでしょ(笑)
    まぁお遊び
    もといご静養にお出かけの時にはぜ~たいに現れない波ですが。
    私も白雪山羊さんと同じようにコロナコロナで緊張なのか不安なのか肩こりや頭痛が酷いです^^;

    宴会の儀に450名・・って(*゚o゚*)
    大丈夫なんでしょうか?
    まさか全員マスクとか?
    日本人ってほんとうに呑気ですよね。
    そして真子様が5月になにやら・・って記事もありましたが
    もう呆れてしまいました(><)

  8. 白雪山羊 より:

    mayuさん、お忙しい中
    更新有難うございます。
    その後、頭痛はどうですか?私は家の雑用と、多分
    新型肺炎のニュースも影響しているのか?疲れと不安と緊張で、特に肩がガチガチでそこから頭痛がしています(T_T)

    今日0時に宮内庁のHPで
    陛下の会見文を読みましたが、まず長い…と感じてしまったのと(すみません)
    オリンピックの事を長くお話していましたが、本当に東京で開催するんだろうか…とも思いました。
    ——————-
    ぺんぺん草さん、退院良かったですね!
    無理をなさらずに心と身体を休めて、少しずつ元気を取り戻していって下さい。

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