ふじみ野市立てこもり事件、犯人はクレーマー66才無職男長生きし過ぎの弊害

世の中のこと

木曜日、一日孫を見て、金曜日は美容院に行きパーマとカットで、昨日の土曜日はやっぱり腰が痛かった。左目の調子もその時によって軽かったり不調だったりその時、その時。買い物に行く、たまにピアノを弾く、テレビを見る、ブログを書く、昼食後に短時間でも外に出て散歩をする、手抜きでも食事の支度、入浴、こんな調子で一日を過ごせるのは私にとって平和な日。

金曜日、美容院に行った時、立てこもりしていた事件はどうなったろう?と話されて、出かけるまでテレビを見た時は人質が解放されて、犯人は逮捕されたようだったけど、人質になった人は救急車に運ばれたのに救急車が動かなくて早く病院に行け!と思ったよ・・・までは言った。

帰宅後だったか、夜だったのか、事件の続報が入り。テレビのニュース、ネットニュースで知れば知るほど、惜しい人を亡くしたとつくづく思いました。NHKニュースでは新型コロナの訪問治療に汗を流していた故人の映像を流していました。まだ44才の若い、これからもっともっと人助けになった人なのに、さぞかし本人も悔しかっただろう。ご家族もお気の毒でなりません。

患者さん約300名も路頭に迷わせてしまった犯人は、ほぼ私と同世代の66才無職の男だった。母親を自宅で介護を6年間続けてきたそうで、前の病院でもトラブルを起こしていた、いゆわるクレーマー。長生きし過ぎの弊害がみえました。

母親92才で息子は胃婁を希望していたそうですが、母親の在宅診療に当たっていた殺された医師は胃婁は無理だと判断したのではないだろうか。胃婁する造設手術をしなければならないし、寝たきりの90才過ぎた高齢者では胃婁が寧ろ負担になる事もあるらしい。寿命だと思い自然に亡くなられる方が母親にとってもよいと思うのは、私が当事者ではないからでしょうか。

胃婁してでも生きていて欲しい、犯人の必死さ。おそらく亡くなった翌日に呼び出しされた医師はその前からかなりのクレームを受けていた為、7名で弔問に出掛けたのだろう。

「母が死んでしまい、この先いいことはないと思った。自殺しようと思った時に自分1人ではなく先生やクリニックの人を巻き込んで殺そうと思った」

またかよ! 自殺するのに誰かを巻き込む、こういうケースが増えている。

この無職男は介護離職したのか?わかりませんが、経済的には母親の年金頼みの生活を続けていた、母親の年金で生活していたので施設に入所させず自分で介護をしていた、母親が亡くなると年金が入らないので一日でも長生きさせたい、今から働くのも無理で自暴自棄になったか、逆恨みをしたのかと推測した。

賃貸住まいで貯金も無いなら、生活保護を受ける手段もあったのに頭が回らない、母親依存のマザコンクレーマー。



私自身は愚弟に母の貯金全部使われたけど、母の年金内で介護付き有料老人ホームに入所できたのはかなり恵まれたと思いました。それもこれも、父親がキッチリ年金を納めたお陰で母親の遺族年金で施設利用料、医療費、その他諸々賄え、更にお釣りが来て、私が定期的に頂いています。義母は自分の年金と貯金を少しづつ切り崩してグループホームに入所できているのも恵まれています。 先の見えない在宅介護などやりたくないし、できません。

約10年前、義姉が旦那と義弟に出した手紙の一文を思い出します。「お母さんは旅立ちの準備をしているところです」 ( ゚Д゚)ハァ 今となっては、10年間もの長期間に渡り旅立ちの準備をして、いつ準備が整い旅立つのか、さっぱり分かりません(笑)

また、義弟と大喧嘩していた時に見せて貰った葉書には、「あなたがたはお母さんの土地と家があるので・・・親孝行しているのでしょ」みたいな事が書かれていました。( ゚Д゚)ハァ 未だボットントイレで、運転出来なくなると不便な実家には住みたいと思わないのですが。 二束三文でも売れるかどうか。地元から離れて50年、60年近くなると分からないんでしょうねぇ。

私は母が長生きすれば、お釣りが貰えるのでまだマシだけど、義母は長生きすればするほど、弁護士への支払いや貯金切り崩しで義母の通帳残高が少なくなっていくんだけど(笑)100才まで生きて葬式代くらい残してくれれば良いんじゃないかと、私自身は旦那の実家に関してはすっかり他人事、元々嫁なので他人だし姉弟3人でどーーぞーーなのです。



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  1. 猫好き より:

    mayuさん、こんにちはご無沙汰しております。

    昨日は母の三十三回忌でバタバタしておりました。
    数年前に母の歳を越え、一緒にいた時間よりも、不在だった時間の方が長くなりました。
    人から介護の話を聞くと複雑な心境になりますが、介護はきれい事では済まないですものね。

    友人も93歳のお母様を抱え、自分の方が先に逝きそうとか疲れ果てています。
    実家以外の土地を手放しましたよ。
    土地の賃貸料収入がある為にお母様の医療費が安くならず、頭はシッカリしてるのでアレコレと彼女が奔走してもただ働きで、精神的にも肉体的にもほとほと疲れ果てたと言ってました。

    何とかして延命治療をしようとする日本の介護や医療制度に疑問を感じますが。
    私は母の様に突然ポックリが理想です。
    高齢の猫を看取れば未練も無いかなと心底思っています。

    立てこもり犯、50:80問題の延長版なのでしょうかね。
    医師が弔問って普通はしないと聞くので疑問だったのですが、死人を蘇らせろってお釈迦様でも無理ですよ……。
    何でこんなアタオカが銃をと思うと怖いです。
    心療内科の放火犯もですが、自分の絶望に他人を巻き込むなんて万死に値する行為で赦せません。
    被害にあわれた方々とご遺族の無念を思うと腹が立ちます。

    海外から日本の死刑制度を批判されますが、アチラは逆らえば直ぐにバンバンで射殺ですものね。
    犯人の人権だの何だの、異様に長い裁判ナシで射殺で解決済み。
    犯行動機は謎のままになりますが、命長らえたり、遺族にとっては納得の行かない判決が出る事も無いから合理的解決かなぁとも思うんですよね。

    物騒な世の中ですねぇ、感染者数も増えてるし。
    今年はゆっくり花見を楽しみたいです。

    • mayu より:

      猫好きさん

      お母さんはそこそこ若くして亡くなられたのですね。
      私も母が80才頃までは、お母さんと一緒に買い物や食事が出来て
      羨ましいと言われたものですが、今では大変そう、気の毒とまで言われています。

      頭はしっかりしているけど自分一人では運転も出来ないので思い通りに動けない、
      すると私が動くことになるのは、猫好きさんのお友達と同じ経験を何年も
      続けてきました、50代だから何とか出来ましたが今は無理になりました。
      自分自身の身体にガタが来ているので、施設に入所でいっぱいいっぱいになりました。

      父親の時、胃婁を言われましたが、母は断っていました、
      自分も胃婁はしたくないと言っていたし、母も93才で母方も方では
      一番の長寿になりました。義母は今年97才です。
      義父、実父、義母、実母と施設内の高齢者を見過ぎてしまい、
      長生きの良し悪しを実感しているところに、今回の事件。

      コロナ蔓延に加えて陰鬱になる事が多いですねぇ。

  2. マグノリア より:

    おはようございます。
    ふじみ野市の事件ショックでした。
    と言うのは、旦那の実家がふじみ野市内なのです。
    旦那は近くの小学校を知っていました。
    義父は施設入所中ですが義妹が毎週訪れているようですので、もし在宅中だったらと思うとぞっとします。(それほどは近くないですが)
    まぁ、私も旦那の実家に関してはすっかり他人事、元々嫁なので他人だし(同様です)、義父のお財布は義妹が管理しているし・・・です。

    あのあたり、一家に2台車があって普通です。
    が、新興住宅地?と言うかある一時期に宅地造成を集中的に行ったのでしょうか、とにかく道が狭いのです。そして複雑です。
    なので車も動きにくかったのでは、と考えられます。

    ふじみ野市やその近隣も高齢者の施設は増設されていますし、埼玉県ですが都心に比べたら安いです。
    そもそもあの被告人は独身だったのでしょうか?
    この事件は今の日本の問題を映し出しているような気がします。
    そして医療に尽くしてくださった医師にご冥福をお祈り申し上げます。

    • mayu より:

      マグノリアさん

      事件のあった地域に何か関連があると一層怖くなります。
      近隣の人達は避難したとか。
      埼玉県でも地方の方に入るところみたいですね。
      警察も突入しやすい家とやりにくい家があり
      四方八方から入られたらもっと早く突入できたのかな。

      66才の犯人は母親と2人暮らしだと思い込んでいました。
      他に家族がいると報道で、妻と三人暮らしとか報道すると思っていたので。

      訪問診療してくれる医師は貴重です。

      私の所など昔と違い、往診してくれる医者が少なくなりました。
      地域性なのか、共働きも多いからか、寝たきりになると
      ほぼ施設行きで、自宅で看取るは聞いたことがなくなりました。
      そのためか、介護保険料も高いんです。

      • モカ より:

        mayu様、マグノリア様、横から失礼します。

        私はふじみ野に縁のある者でして、ふじみ野市のためにちょっと
        訂正させてくださいませ。

        ふじみ野市は、近年、二つの自治体が合併してできた市で、面積が広く駅周辺は結構拓けています。東京へのアクセスも悪くありません。
        コロナ患者を多く受け入れ、メディアにも取り上げられる「ふじみ野救急病院」も駅から通える範囲内です。

        ただ、今回の事件が起きた場所は、ふじみ野市といっても、かなり辺鄙な所です。

        亡くなられた医師の方が所属していた病院からはかなり距離がある場所で、往診も時間がかかったはずです。
        それを思うと、亡くなられた医師の方の想像を越える使命感や忍耐力がうかがえ、かえすがえすも惜しい方を亡くされたと口惜しさで一杯です。

        それにしても、自◯したいとか言ったそうですが、この男には、自◯する気なんかなかったでしょうね。

        本当に腹立たしくてなりません‼️

        • mayu より:

          モカさん

          私はふじみ野市のことは全く分からないのですが、地方でも
          車で30分もかかるのに〇〇市になっている地域が沢山あります。
          3年前か5年前から亡くなられた医師の訪問診療を受けていたとのことで、
          92才まで長生きさせてもらい有難い方なのに異常ですよね。
          散弾銃、スプレーを用意して呼び出しは計画的です。
          惜しい方を亡くしました、地域にとっても大打撃のようですね。
          死にたいなら一人で死ね!と言いたくなります。

  3. Saki より:

    東京では、介護度がうーんと上がらないと年金の範囲内でOKな特老には入居申請すらできないのですが、600人待ちというところもザラのようです。入居者が1人亡くなれば、1人は入れるわけですが、人気の施設はケアがよいので、入居すると至れり尽くせりで元気になり、長生きするから、待機者が増えるだけだと教えてくれた人がいました。待っている人からどんどん亡くなり、それで順番が繰り上がっていくようですが、生きて入居できる人はラッキーなのかもしれません。その間は、家庭では老々介護の問題がついてまわるわけです。介護保険を適用できるサービスも限られていますから、自費で家政婦を頼んだり、お金がなければどうしようもありません。なので最近、私の周辺では、終活の一環として、親は自分の生活をコンパクトにし、元気なうちにケアマンションへ住居を移すケースが増えています。
    この事件も老々介護問題かな?と思いましたが、死亡確認の翌日に、医者を呼びつけて「蘇生」を命じたらしいですから、きっと親の年金頼りの生活だったのでしょう。ご本人も年金を受給できる年齢ですけど、年金をきちんと納めていなければ、生活していけるほどの金額にはなりませんからね。生活保護を受給するほうが、よほど手厚く高額だとか…。
    マザコンで母親離れができないというよりも、明日からの生活の目途が立たなくなり、途方にくれたのかもしれませんね。
    亡くなられた医師の方のご冥福をお祈りします。

    • mayu より:

      Sakiさん

      東京、都会の介護施設事情はよく分からないのですが、地方では
      年収が低い=年金も少ないので、介護施設もそーーんなに高くないんです。
      施設職員の給料も都会ほど高くないんだと思います。
      高額な介護施設を作っても入所する人がいなければ経営できませんからね。

      母がお世話になっている施設では、また介護施設を増やすそうです。
      いや~儲かってるんだな~と思いました。

      私はまだ認知症になっていないから思うのでしょうが、子供たちに
      下の世話をされるのは嫌だなぁ・・・息子にされるのは更に嫌だなぁ。

      とにかくこれからの時代は親も子も自立して生活するのが一番です。
      親の年金で生活は先が見えているんだから。
      いつまでもあると思うな親と金、ですよね。

  4. やしま より:

    ご近所の御主人は胃ろうで16年間自宅で寝たきりでした。胃ろうすると物すごく長生きする方もおられ、胃ろう造設はスムーズですが、これを抜き去ることは大変難しく(抜けば亡くなることが多いので、身内はこの行為に踏み切れません)、10年以上生きられる方はざらにいて、お金を使い切ってしまわれる方もいるとか。

    今回のこの男は、そもそもトンデモな性格だったのではないかと。散弾銃を入手した時期は今からかなり以前(2000年といっていた気がします。ウロ)ですが、そもそも6万円の散弾銃を手付の2万しか払わないままだったという。猟銃、散弾銃については所持資格が厳格で、所持資格更新手続もあったはずなんですが、何でこんなろくでもない男に銃を持たせたままだったのか。まさに「気〇いに刃物」まんまです。
    死後30時間を経過した母親を蘇生させろと医師たちに迫ったとか。黒魔術じゃないんだから、30時間も経過してそんなこと無理なこと誰にだってわかる。そして最後に繰り出したのが自殺するつもりで医者を巻き添えにという。
    本当に世の中何でこんな風潮なの?

    ちょっと横道それてごめんなさい。将棋の話。藤井五冠が、六冠目にリーチとなりました。あと1勝です。私ね、藤井棋士応援してますよ。19歳なのにすごいなと。彼は名古屋の国立大学附属高校を出席日数不足で中退しましたが、そんなこたぁどうでもいいというほど、頭がすごいんでしょう。そしてこういうお子さんがたくさんいるのも国立大附高ならではなんだろうなと。
    そしてちょっと切ない気持ちにもなりました。19歳の未成年に全ての冠を持っていかれそうな将棋界。年配の棋士たちはどんな気持ちでいるんでしょう。この世界は年齢は全く関係なくて、天才一人にみんな持っていかれるんだなぁ~と。渡辺さんに1勝だけでも勝たせてあげたいなと思ってしまってごめんなさい。ストレート負けはきついだろうなぁ~。。

    • mayu より:

      やしまさん

      胃婁で16年生存とは凄いですね、長くても10年くらいだと思っていました。
      私の叔母は胃婁をして4年くらいで亡くなりました。
      食べられなくて一時的に胃婁する方もいるそうですが、90才超えて胃婁を
      希望する家族はやはり親の年金などアテにしているのだと思います。

      66才の犯人は次から次へとトンデモなことが出てきましたね。
      亡くなって30時間経っているのに蘇生を希望するとは、イカレているとしか
      思えないです、患者より家族がクレーマーだと病院、医師は困るそうです。

      将棋は旦那がよく見てます、どんな脳をしているのか?
      天才はいるんだな~くらいしか分からない私でした。

  5. ミラージュ より:

    mayuさん、こんにちは。
    タイトルの”長生きしすぎの弊害”ですが、確かにそうなんですがこればっかりは本人の意思ではなく天命ですからどうしようもないです。
    頭がしっかりしているのに寝たきりだったりして経済的にも余裕がないご家庭で老人施設に入居するのもままならない状態で家族が早く死ねとばかりの態度だったら本人はさぞ辛くて悲しいのではないかと想像するだけで涙がでます。

    今回の事件の犯人は親孝行ではなく、親の年金に依存していたのではないでしょうか。
    胃瘻をしてでも長生きしたいと本人は思わないでしょう。
    こういうクレーマー体質に対しては医師だけでなく役人(警察等)を交えて対応出来る体制を作っていかないとおちおち医者やってられません。

    それと、突入するまでに時間がかりすぎですよね。
    逃げ出せた人もいるのですから状況はある程度把握出来たでしょうから何とか出来たのでは?
    もっと早くに突入できていれば医師の命は救えたかもしれないと思うと無念です。
    日本は銃社会でないので、銃を持った犯罪者への対策が遅れているのもあると思います。
    アメリカだったら、さっさと銃撃して犯人は銃殺されたかも。
    日本でそんなことしたら人権隊が大騒ぎ。だから手ぬるい対応しか出来ない→このての犯罪が絶えない の悪循環ですね。

    • mayu より:

      ミラージュさん

      日本は長寿大国になり過ぎました。
      天命だとしても90代がごろごろいるのは、医療費負担1割で
      なにかと言えば直ぐ医者にかかって診て貰えるから長生きするのか、
      栄養状態も良くなったので長生きするのか、
      超後期高齢者がなかなか死なせて貰えない時代になったこともあるのか。
      税金は高いけど福祉のしっかりした北欧辺りの高齢者は
      子供から介護して貰うことは無いし、寝たきり老人も少ないそうです。
      そもそも子供と暮らす老人が極端に少なく自立しているようです。
      日本より平均寿命も低いので生死感の違いでしょうか。

      銃社会のアメリカなら人質の犠牲も想定して、早期に突入でしょうね。

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