文化勲章親授式で着物のことを考えた

皇室

昨日の文化勲章親授式で受賞された方の中で、箏曲の山勢松韻さん89才。私は物知らずなので「箏曲」ってなんだろ?と検索したら、「琴」でもない「箏」という琴に似た楽器の事でした。大きく生田流箏曲と山田流箏曲があり、youtubeで見られました。

89才の山勢松韻さんが色留め袖を着ているので、私も頑張って留袖着ようかな~と、ちょっとだけ思ったのですが、こういう方は普段着も着物で着慣れているから89才でも着られるし、着付けも自分で出来て苦しくない、自分の体に合わせた着方をしているんでしょうね。

日本人女性が着物を着なくなったのは、自分で着られない、着物は苦しい、着物が高い、着物を着るのに小物が沢山必要、等々。洋服の方が楽なのは一目瞭然でした。

昔の人の着物姿を写真などで見ると、もっと崩して着物を着ていたようです。帯板など使わないような感じ。今は帯板を使うので前かがみになると苦しいとか、補正もするので、着付けが悪いと長時間着物を着ると疲れる、中には具合悪くなる人もいるそうで・・・雅子さまが着物を避けるのも分かるような気がします。

しかし、皇族ですからね~着物を着るのも仕事のひとつ、な部分もあります。公務も何も無い日に着物を着て、着物に着慣れる、着付けを習う、なども出来る環境ですよね。

部長が持ってきた着物、渋いピンク色の付け下げは、娘が下の孫の七五三で着ても良いと言っていました。着丈が短いので直しが必要、帯揚げ、草履、バック、その他着付けセットも買わなくちゃならないのですが、2年間あるのでチマチマと揃える事にします。その時は私も付け下げをレンタルして着てみようかな~と思いました(^^) 以上は雑談でした。

2019年のお茶会以後は新型コロナでお茶会が中止でしたが、今年もお茶会はないそうです。

「文化の日」の3日、文化勲章の親授式が皇居・宮殿「松の間」で行われ、天皇陛下が歌舞伎の松本白鸚(はくおう)さん(80)ら4人に勲章を手渡された。ほかに出席した受章者は、箏曲の山勢松韻(やませしょういん)さん(89)、日本画の上村淳之(あつし)さん(89)、発酵学の別府輝彦さん(88)。電子工学の榊裕之さん(78)、中国思想史・中国史の吉川忠夫さん(85)は欠席。

式に続き、山勢さんが受章者代表として感謝の言葉を述べると、陛下は「くれぐれも体を大切にされ、今後ともそれぞれの分野の発展のために力を尽くされますよう願っております」とねぎらわれた。終了後、受章者は宮内庁庁舎で記者会見し、松本さんは「命のある限り頑張って前向きに歌舞伎を伝えて、次の若手に渡していきたい。その思いを新たにした」と話した。記事・画像出典 産経新聞 https://www.sankei.com/article/20221103-C273HF77ZFMFXKZ6RESC5BGV7M/



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  1. やしま より:

    京都に「風俗博物館」というのがあるそうです。そこで源氏物語の世界が企画展示されていたそうで。

    筝(そう) - 源氏物語
    (写真は風俗博物館2001年展示「春の遊び 蹴鞠」より、平安時代の代表的な絃楽器4種。一番右が筝です)中国伝来の長胴チター属撥絃楽器。十三絃。「筝の琴(そうのこと)」とも言います。古代は桐の部材を箱状...

    何となく「あさきゆめめし(漫画)」で演奏場面は読んだことがあるなぁ~ぐらいの感覚でした。
    高校入学から25歳までの10年間茶道を習わされていた(母親の強制)ので、着物を着る機会が結構あり(初釜やお茶会等)、必要に迫られて着付けも習い、妹の成人式には帯の結びまで全部着付けてやれるほどになったのですが、結婚したら着物を着る機会全くなく、日々の生活に追われて数十年。親が持たせてくれた着物や帯は結構いいものがあるというのに、箪笥のコヤシになっています。「着物を売るならバイ〇ル~♪」というテレビ放映があるたびに、やがては売ることになるんだろうなぁ~と少々残念に思います。娘か孫がいればね~~もう自分で着ることができない若向きな着物を時々広げながらため息。知人数人には譲ることができたのですが。

    多分、美智子様はご自分でお召しになることができたのだろうと思います。雅子様も時間はすごくあるし環境的にも恵まれておられるのだから、御自分で着られるようになれるとよろしいのにと思います。体型カバーできるし、自信もつくし。雅子様が盛んにお着物をお召しになるようなら、美智子様も御自分のお着物譲られるお気持ちになるのでは。美智子様のお着物の行方も気になりますよ。数十着はおありかと。どなたかにお譲りになられつつあるのならいいけど、一体どうするのかな~庶民には全くわからない世界ですね。

    • mayu より:

      やしまさん、おはようございます。

      京都に「風俗博物館」、京都らしいですねぇ。

      昨日だったかな、徹子の部屋に箏の演奏者でハーフの男性が出演していました。
      箏、琴にもいろいろ種類があると言っていましたが、なかなか良い音を出して
      演奏していました。箏、琴を習う人は少ないでしょうね。

      やしまさんはお母さんの強制とはいえ、いろいろ習っていたんですね。
      茶道は着物を着るので着付けも習って、振袖の帯結びまで出来るとは
      かなりの腕前ですね。

      私の友人も詩吟をするので、発表会に着物を着る。
      着物を買って着付けも習っていました。
      趣味もお金が掛かるなぁ~と思ったものでした。

      ウチに着物を持ってきた部長さんには3人の娘さんがいますが、誰も着ないと
      言われて持ってきました。娘がいても着ないみたいです。
      家の娘は着物を着ても苦しくないそうで、着てもいいと言ってますが、
      私の着物は火事で全部無くして無いんです。

      美智子さまが高齢になってからの着物は素晴らしいですよね。
      あの独特の着物を雅子さまが着られるかどうか?
      高価な着物なので譲られると良いのですが。
      それとも展示会で国民にお披露目するとか。

  2. 月の砂 より:

    mayuさん
    しばらくです。

    ン十年も前ですが外国人の日本語の弁論大会?がありました。
    その時にある男性が成人式に着物を着ると言うのでどうやって
    着るのか見ていたらみんな着物を何か(おそらく風呂敷だと思います)
    に包んで美容院に行き着せて貰っていたのには本当に驚いたそうです。

    あの人たちからみると着物は日本の民族衣装です。
    そう言う事を言って最後にどこの国に自分の国の衣装を着ることが
    出来ない人がいるか。と大変興奮したようにして言っておりました。
    なるほど外国では皆自国の衣装は自分できているようですね。
    そこで私も着付けを母から習い子供の入学式には自分で着ていきました。
    どなたかが仰っておられますが自分で着付けをしたのは苦しくないです。
    でも今は着物を着る機会がないのでとても面倒に思います。

    • mayu より:

      月の砂さん、おはようございます。

      ホント、着付けを習わないと着物は着られません。
      私も着せられるのは子供の浴衣くらいです。

      とにかく帯を結ぶのが難しいんですよね。
      今は前でお太鼓結びをして回すやり方を教えてくれるそうですが
      留袖、訪問着、振袖は難易度が高いでしょうね。

      お母さんから着付けを習われたのですか。
      良いですねぇ・・・母親から娘へ、そういうのが無いんです。
      今は着物も無いし練習すら出来ません((+_+))

  3. びー より:

    mayuさん、こんにちは。
    素敵な写真をありがとうございます。

    山勢松韻さんも素敵ですが、松本白鸚さんの着物姿に目がハートです。
    茶道の茶会で男性の和服姿を拝見しますが、皆さん8割アップします。
    是非今上陛下、秋篠宮皇嗣殿下にも和服で正装して頂きたいと思うのですが、難しいのでしょうね。
    今上陛下は結構お似合いになると思いますが…。

    雅子様の和服姿で思い出すのは、納采の儀の時の振袖姿ですね。
    金ぴかのお着物にびっくり。yahooで紀子さまが金ぴか大好きのように騒がれていますが、金ぴかが好きなのはどちらですか?と聞きたいくらいです。
    その金ぴかの着物の真ん中に挿した扇子!(ノ∀`)アチャー
    雅子様、その扇子で扇いだのね。お母様、それを黙って見てたのね。
    とにかく、残念でした。

    着物は着付けしてもらうと苦しいですが、自分で着られるようになると全然きつくなく着られます。
    何かの時には是非着物を着て頂きたいです。女性も8割アップですよ。

    • mayu より:

      ぴーさん

      松本白鸚さんの羽織袴も素晴らしいですね。
      とてもよく似合って袴がよく似合っています。

      男性の和服は私は着物売り場の店員さんしか見たことがなくて(^^;)
      それでも上手く着こなしているものです。

      体型では今上陛下ももう少し身長があると良いのですが、
      今上の若い頃の羽織袴姿はなーーんか似合わなかったなぁ。
      今なら似合うのかしら、男性皇族の着物はなかなか見られませんね。

      納采の儀での雅子さまの着物は誰が選んだのか?
      あまり良い趣味では無いと思いました。
      扇子も脇に挟んで内股で歩くのですが、着慣れない、着物を着ての
      所作がよく分からなかったんでしょうね。

      実家の火災で全部焼けてしまい着付け教室で習う着物が無くて、
      絞りの浴衣一枚くらいは欲しいものです。

  4. 白雪山羊 より:

    mayuさん、記事更新
    ありがとうございます。

    箏曲をなさっている方は、もしかしたら、着物着慣れているのかも知れませんね。

    皇族方の和服姿、見たいですね~春の園遊会に期待しているんだけど、どうでしょう??

    • mayu より:

      白雪山羊さん

      箏は和楽器ということもあり、画像、動画を見ると
      ほぼ着物で弾いていたので、和服は着慣れているでしょうね。
      でないと箏は弾けないと思いました。

      来春は園遊会が再開されると良いですね。
      佳子さまがまだ園遊会に出ていないので是非!見たいです。

  5. マグノリア より:

    おはようございます。
    文化勲章を授与された方々、背筋がピンとしていて姿勢が良いですね。
    実は私は着物は七五三でポックリをはかされて何度も転んでしまい、それがきっかけで苦手になりました。
    私などは庶民ですのでそれでいいですが、皇室の方々は着物を着るのも公務の一つです。
    mayuさんのおっしゃるように、着物を着て、着物に着慣れる、着付けを習う環境が整っていると思います。

    前ブログでみなさん語学のことをテーマにされていましたが、実は私も同じ思いで途中まで書いて消していました。
    6カ国語を話す皇后陛下、かなり話盛っていますね。
    おそらく挨拶程度かな、ぐらいに思いました。
    日常的に使っていないと、母国語以外は結構忘れてしまうものです。

    • mayu より:

      マグノリアさん、おはようございます。

      文化勲章受章された方々は高齢の方が多く、男性はモーニングで楽ですが、
      女性は色留め袖が主で大変だなぁ~と見ていました。

      七五三でポックリは昔はありましたね。
      赤くて可愛いポックリを見たことがありますが歩きにくそうでした。

      私は義父の葬儀で喪服を着たのが最後かな、この時がかなり苦しかったんです。
      食事も取れなくて、車に乗り込むのも達磨さんのようでした(^^;)
      草履で歩くのも痛かった。

      皇族は着物も仕事着のひとつとして考えても良いです。
      自由時間も多い、着物を着て過ごす時間を多くして着慣れることができますからね、
      着物好きとしては羨ましい環境なのですが。

      雅子さまの語学堪能もどの程度なのか分かりませんが
      挨拶程度なら誰でも6か国語できたりして(^^;)
      日常使わないと忘れるでしょうねぇ。

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