私が生物学者福岡伸一氏(青山大学院大学教授。米ロックフェラー大学客員教授)が週刊文春に特別寄稿された大阪・関西万博をご案内して「悠仁さまのフェアネス精神とマルタンヤンマ」を読むにあたって、まず検索したのは「フェアネス精神」とは、でした。
「フェアネス精神」とは、公平で公正であろうとする心のあり方を指します。特定の個人や集団に偏見を持たず、誰もが正当に扱われるべきだという考え方です。
次に悠仁さまがトンボの中で一番好きな種はなんですか、と聞かれ「マルタンヤンマです。あの青がとてもきれいです」と答えた青がきれいだというマルタンヤンマを調べました。
あるサイトには「信じられないほど美しい」と書かれていました。私は世の中にコバルトブルーのトンボが存在することを知らなかったので初めて画像で見た時、本当に美しいトンボが現実にいるのだと感嘆しました。
私が知っているトンボは赤トンボとオニヤンマくらいですが、サイズの大きい黒と黄色の横縞模様のオニヤンマですら綺麗だと思うくらいなので実物のマルタンヤンマは本当に信じられないほど美しいのだろうと思いました。
マルタンヤンマ画像出典 https://myhill.wetwing.com/summer18/marutan.html
https://www.tokyo-hotaru.com/blog/2015/07/post-1142/
*文春オンラインにも載っていないので文章を沢山載せられません。
悠仁さまをナチュラリストで素直な解釈で「自然を愛する人」のことであり、その基本は生きとし生けるものをすべて公平に扱うこと、つまりフェアリストの心、悠仁さまとの短い会話の中に生物学者福岡伸一氏はフェアリスト(公平・公正)の精神の片鱗を感じ取ることができた。これは紛れもなく将来の天皇としての人格の基盤をなすものとなるはずである。と書いているのでした。
私も天皇とは何か一方に偏ることがなく、常に公平と公正の心を持って国民と対峙する資質が必要だと思っているのですがこれがなかなか並みの人間には難しいことで常に心の訓練、精神年齢の高さが必要だろうと思うのです。
他に悠仁さまについては私の話に熱心に耳を傾けてくださり、よく通る声と落ち着いた話しぶりで会話された。端正な立ち振る舞いや歩く速度には天性のノーブルさが感じられる。
悠仁さまのことを「若き生物学徒」と称し「動的平衡という言葉を頭の何処かにとめていただき、
今後ともぜひ勉強や研究に邁進してください。同じ生物学を志す者として応援しています」との言葉に悠仁さまは「はい。まだ私は学び始めたところですが」と謙遜された。が、論文を書かれたり国際学会で発表されているのは、もう既に立派な研究者として出発されている証である。
この寄稿文は読むには丁度良い文字数なのですが、何しろ書いているのが生物学者であり、同じ生物学徒の悠仁さまとの会話なので私のような物知らずが読むには虫の名前すら分からないという、なんともレベルの高い寄稿文なのです。それでもじっくりと全文を読むと、生物学者ならではの感性で見る悠仁さまの人物像が分かるとても良い寄稿文でした。
女性誌、週刊誌のアホなコタツ記事とは全く違います。そしてフト思いました。悠仁さまvs愛子さまのように週刊誌、ネット記事、SNSで発信されるのですが、果たして愛子さまにはこういう寄稿文を書いてくれる人がいるのだろうかと。いや、愛子さまだけでなく、徳仁天皇、雅子さまでも書く人はいないだろう。コタツ記事ならいくらでも書くでしょうけど。
悠仁さまが成年式を終えて1ヶ月になりますが、週刊文春に毎週エッセイを書いている林真理子大先生の「夜更けのなわとび」を見るのですが、あれだけ皇室好きなのに全く書いていません。書くなと圧力でも有ったのだろうか?と疑っているのですが。それとも林真理子大先生は天皇家寄りの人で、平安絵巻さながら、若き悠仁親王の立ち振る舞い、見映えの良さ、どうしても褒めてしまうため書けないのだろうか。 林真理子大先生の感想を読みたいんだけどねぇ。