サイトアイコン これでいいのだ日記part2

住まないと分からない自然災害

雪は落ち着いて雨が降り、かなり雪が少なくなったのですが、クリスマス寒波が来るとか。昔々は冬季間はスパイクタイヤを履いていたのですが、スタッドレスタイヤになってからは凍結道路が怖いです。

その地方によって自然災害も変わるもので、台風直撃は東北地方は滅多になくて温帯低気圧に変わってそよ風のように通り過ぎることも少なくないです。

夏の暑さ、熱中症で亡くなる方は関東から南に多いように思います。東北地方も暑くなるのですが、関東以南よりは暑さが続きません。

雪害は今に始まったことではなく、毎年雪下ろし中、除雪中に亡くなる方がいます。テレビでは1人での除雪作業、雪降ろしはやらないように呼びかけますが現状、殆どの人は1人で除雪作業をしています。

この度の新潟県での立ち往生も想定外に短時間に大量の雪が降ったのが原因のひとつだろうと思います。

県道、国道、バイパスなど市街地の道路を使っての通勤、物流運輸は日常のことで、出掛ける時は雪が降る情報を得たとしてもここまで短時間に大量の雪が降るとは思わずに出掛けてしまいます。

登りの坂があると渋滞する、雪が降り積もるとスピードを出して運転できない為、ノロノロ運転になる、勢いが無くなり積もった雪を蹴っての走行が不能になり、一旦止まると重量のあるトラックなどのタイヤが空回りして動けなくなる。

乗用車ならスコップなど人力で動かせるけど、トラックはガタイが大きいのでかなり困難になる。やーーっと脱出して動いたとしても、大きく凹んだ雪穴に乗用車がはまる、そうこうしている間もどんどんどんどん雪が降り積もる。



私が経験したのはまだセリカで旦那と2人で思いつきで、息子のいる関東、東京へ行こうと動き回った時代で、15年~18年くらい前の初冬だったと思います(記憶が曖昧です)

こっちは少し雪があるけど天気が良い、東北自動車道を走るんだから雪は無いだろう、東京も天気が良いだろうから、東京へ行こう~!になり、毎回利用していた武蔵小杉のビジネスホテルに予約を入れて出発。いい具合に走っていたのに、福島県に入った辺りから雪が降り出して、それでも高速道だから除雪作業も早いだろうし、那須を過ぎたら晴天で雪も無いだろうと呑気に考えていたのでしたが・・・・。

雪の降り方が・・・北島三郎・純烈の紙吹雪状態で1時間で20㎝~30㎝は降り積もってしまい、とうとう高速通行止めになってしまいました。

そこで上京するのは取り止め、ビジネスホテルに連絡、災害扱いなのかキャンセル料金無しでした。

道路は国道を走っている車と高速から降りた車で大渋滞していました。幸いノロノロでも動いていた、田圃の真ん中を走る道路ではなかったのでそれなりに除雪もされていましたが、降り止まない雪で除雪車も追いつかない。ノロノロノロノロ・・たまに止まるの繰り返し。

お菓子、飲み物は持っていたけど心配したのはトイレでした。こちらも幸いな事に、降る雪で分かりませんでしたが、道の駅かドライブインを見つけて、トイレを済ませパンなど買って車の波に再度入る。

そのうち段々車も少なくなり、そこそこ順調に走れて夜中に帰宅した。そんな経験をしたのでした。

吹雪の中で立ち往生したら、今回も車内で亡くなられた方がいましたが、たまに外に出てマフラーが雪に埋もれていないか、これだけは見ないと。ガソリンは最低でも半分は入れて置かないと駄目だな、とかいろいろ思いますが、一気にドカ雪になるとは経験上、普段は想定しないんです。

1時間に30㎝も降り積もる雪を相手では人間は無力だなぁ~と、出ないのが一番だけど、仕事などで出ざるを得ない方達もいるってことで雪害のひとつでしょうねぇ。この手の雪が普段、雪が降らないところに降ったらどうなるんだろう。



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