新型コロナ感染拡大に伴い、テレワーク、ビデオ会議などネット通信の活用が多くなっていますが、秋篠宮ご一家、秋篠宮殿下、紀子さま、眞子さま、佳子さまが5月11日にはビデオ会議を通じて済生会の関係者から説明を受けられ、秋篠宮さまが18日までに、総裁を務める社会福祉法人「恩賜財団済生会」の医療従事者らをねぎらうメッセージを同会に寄せられた、とのことでメッセージ全文を読みました。
新型コロナ発生から感染拡大までの時系列に沿ってのメッセージで、私のような忘れっぽい人には、新型コロナ初期の医療従事者の対応など書かれており非常にレベルの高いメッセージだと思いました。
比べちゃ悪いとは思いつつ、天皇皇后夫妻が3回ご進講を受けた時に出した発言が宮内庁のHPに載っていますが、尾身先生がお気の毒になるくらい軽い発言でございます。発言とメッセージとは違う、ご進講とビデオ会議に参加したのとは違うとはいえ、危機感が他所事のように受け取られる、軽いんですよねぇ、比べると。
pdfファイルになっており全文読めるように貼り付けしました。
パソコンで文字が小さくて読みづらい時は文字を拡大して読んでください。
一番下に天皇陛下のお言葉を載せています。
新型コロナウイルスの感染拡大をめぐり、秋篠宮さまが18日までに、総裁を務める社会福祉法人「恩賜財団済生会」の医療従事者らをねぎらうメッセージを同会に寄せられた。済生会が同日、ホームページで公表した。宮内庁によると、秋篠宮ご夫妻は感染拡大の状況を案じ、今月11日にはビデオ会議を通じて長女の眞子さま、次女の佳子さまとともに済生会の関係者から説明を受けられていた。
秋篠宮さまはメッセージで「常に感染の危険性に対峙しながらも一丸となって高い使命感を持ち、献身的に医療を行なっている姿に深く敬意を表します」とした上で、「くれぐれも自らの感染防止や心身の健康に留意しながら、誇りを持ってこの大きな困難を乗り越えていかれることを願っております」とつづられた。
済生会によると、11日のビデオ会議は1時間ほどで、同会幹部や東京、神奈川の3病院の院長らが患者の受け入れ状況や医療資材の供給状況などについて説明。秋篠宮さまは、医療用ゴーグルや防護服が不足していることや、医療従事者が地域で不当な差別を受けていることなどを案じ、関係者をいたわる言葉をかけられたという。宮内庁によると、秋篠宮ご一家は11日以降もビデオ会議を通じ、各分野の専門家や関係者から説明を受けられているという。感染拡大をめぐっては、天皇陛下が先月、尾身茂・新型コロナウイルス感染症対策専門家会議副座長から進講を受けた際、医療従事者らへの感謝を述べられている。記事出典 https://www.sankei.com/life/news/200518/lif2005180035-n1.html
秋篠宮殿下のメッセージ全文
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新型コロナウイルスに関する天皇陛下のご発言
令和2年4月10日(金)
今日はお忙しいところ時間をとっていただきありがとうございます。尾身さんが,
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の副座長として,新型コロナウイルス対策
に大変尽力されていることに深く敬意と感謝の意を表します。
また,これまで,日夜,現場で医療などに携わってこられている多くの関係者のご努力
を深く多としています。現在,世界各地で新型コロナウイルスが猛威をふるっています。
我が国でも,人々の努力と協力により,爆発的な感染がなんとか抑えられてきましたが,
このところ東京などを中心に感染拡大の速度が速まってきていることなど事態の深刻化が
懸念されております。医療提供体制のひっ迫が現れ始めていると聞き,先日は,政府に
よる緊急事態宣言も出されました。
この度の感染症の拡大は,人類にとって大きな試練であり,我が国でも数多くの命が危険
にさらされたり,多くの人々が様々な困難に直面したりしていることを深く案じています。
今後,私たち皆がなお一層心を一つにして力を合わせながら,この感染症を抑え込み,
現在の難しい状況を乗り越えていくことを心から願っています。
宮内庁HPよりhttps://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/show/51