昭和の終わり、平成の始まりの日でした。
NHKでは連日、現高知県知事 橋本大二郎アナウンサーが昭和天皇の
症状を伝えていました。輸血の量も多かったです。
30年前、若かった私は随分と長く続くものだなぁ~と思ったものです。
崩御のニュースのあとは、当時唯一の娯楽だったテレビも自制ムードに入り
CMも流されず昭和天皇関連の番組が一日中放送され、レンタルビデオ店が
繁盛していたと、そんなこともありました。
大喪の礼は、実家で生中継で見た記憶があり、皇居を後にする場面で
母が泣いていたのを覚えています。あれから30年。
私も昭和、平成、次へと3元号を生きることになります。
ひとり1人にあの時の思い出があるのではないでしょうか。
天皇陛下は1月7日午前6時33分、皇居・吹上御所で崩御された。
87歳、去年9月19日に出血されて以来、111日目だった。
昭和天皇の崩御により憲法と皇室典範に基づき、皇太子明仁親王が皇位を継承し、
即位された。昭和天皇の大喪の礼は2月24日、東京・新宿御苑の葬場で行われた。
天皇陛下は御るい(弔辞)の中で「激動の時代を歩まれた御姿は永く人びとの胸
に生き続けると存じます」と述べられた。NHKアーカイブスより
https://youtu.be/TeXWnp8kXwQ
「新しい元号は『へいせい』であります」。1989年1月7日、14時36分。
小渕恵三官房長官が記者会見室で、「平成」と墨で書かれた生乾きの2文字を掲げた。
昭和天皇しのぶ30年式年祭 両陛下、武蔵野陵に拝礼
他に画像、動画がアップされたら追加します。
天皇陛下は、即位から30年を迎えた7日、皇后さまとともに、
昭和天皇が眠る陵墓を参拝された。
1989年1月7日、昭和天皇の崩御にともない、陛下が即位されてから、
7日で30年にあたる。
両陛下は、東京・八王子市の武蔵稜墓地を訪れ、昭和天皇三十年式年祭・
「山陵(さんりょう)の儀」に臨まれた。
「山陵の儀」には、秋篠宮ご夫妻をはじめとする皇族方のほか、元皇族、
安倍首相や衆参両院議長など、およそ80人が参列した。
陛下は、退位の日が決まる前から、天皇の立場でこの儀式を迎えたいとの
意向を示されていたという。
両陛下は、昭和天皇の眠る陵墓の前で、玉ぐしをささげて深く拝礼し、
昭和天皇をしのぶお告文(おつげぶみ)を読み上げられた。
これに先立ち、皇居の宮中三殿では、「皇霊殿の儀(こうれいでんのぎ)」が行われ、
両陛下の名代として、皇太子ご夫妻が、古式にのっとった装束で拝礼された。
FNNPRIMEより
昭和天皇の逝去から30年の節目となる7日、天皇、皇后両陛下は昭和天皇が
埋葬された武蔵(むさし)野(のの)陵(みささぎ、東京都八王子市)を訪れた。
武蔵野陵では同日午前、「昭和天皇三十年式年祭の儀」の一つ「山陵の儀」があり、
皇族方、安倍晋三首相ら三権の長ら約80人が参列した。
昭和天皇の式年祭は逝去後20年の2009年以来。
午前11時15分ごろ、黒いコート姿の天皇陛下は秋篠宮さまと陵の前に進み出て
拝礼し、「御告文(おつげぶみ)」を読み上げた。
宮内庁によると、「どうぞ、国家、国民をお守りくださり、さらに繁栄させて
いただきますよう、お願い申し上げます」などの趣旨だという。
また、皇居・宮中三殿の皇霊殿では午前10時から式年祭の儀の一つ「皇霊殿の儀」
が行われ、皇族方や昭和天皇の親族ら約40人が参列。
天皇陛下の名代として皇太子さまが、皇后さまの名代として雅子さまが拝礼した。
朝日新聞(多田晃子) 画像出典 朝日新聞・FNNPRIME・時事通信より
天皇陛下 即位30年 2月24日、在位30年記念式典
天皇陛下は7日、即位から30年を迎えられた。象徴と位置付けられた現行憲法下で
初めて即位した天皇として、常に国民と共にあることを模索し、行動してきた。
4月末の退位を前に、政府は2月24日、在位30年記念式典を国立劇場で開く。
陛下は1989年1月7日、父である昭和天皇の逝去に伴い即位した。
2003年までに全都道府県を訪れ、17年に2巡を果たした。
訪れた場所では、人々の生活や文化を知るため、常に懇談の場を設け、
障害者施設やハンセン病療養所などへ積極的に足を運んだ。
戦没者の慰霊や災害に遭った人々を見舞うための訪問も多かった。
昨年12月、85歳の誕生日に合わせた在位中最後の記者会見で
「天皇としての旅を終えようとしている今、私はこれまで、象徴としての
私の立場を受け入れ、私を支え続けてくれた多くの国民に衷心より感謝する」
と述べていた。
7日は昭和天皇没後30年に伴う儀式「30年式年祭」が東京都八王子市の
武蔵野陵(むさしののみささぎ)であり、天皇、皇后両陛下が拝礼する。
毎日新聞【高島博之】
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