慣例・異例・前例・強いお気持ち・お慎み、皇族に便利よく使われています

皇室

上の画像は「彼岸花」と呼ばれていますが、私は「曼殊沙華」の呼び方が好きです。

安倍元首相の国葬には秋篠宮家から成年皇族の秋篠宮ご夫妻と佳子さまの3名、三笠宮家と高円宮家から2名づつの7名の皇族方が参列されます。常陸宮家は殿下も華子さまも高齢で出席できなくなりましたね。

国葬反対の声が大きいのですが、政府から要望されれば出席するのが皇族方ですから、出席したからと皇族方への批判はご法度です。

天皇皇后両陛下と上皇夫妻は慣例に従って使者を派遣。こういう時は慣例に従うようです

エリザベス女王の国葬に天皇皇后両陛下の参列は上皇夫妻の前例があり、異例の出席。

皇室も平成から令和までずーーっと「慣例」「異例」「前例」がまかり通って、皇族方の都合の良いように使われていると思う事にしました。序に「強いお気持ちにより」これも追加です。

ヤフコメのヒステリックな秋篠宮家批判、気持ち悪いほど何をしてもアゲアゲの天皇家褒め称えの言葉、世も末だなぁ~と、段々どーでもよくなってきました。

愛子さまの成年会見が誕生日の12月1日に行われず、3か月遅れで会見したのも「異例過ぎるほど異例」でしたし、あと2か月ほどで21才の誕生日を迎えますが、このままどこにも参拝しないまま21才を迎えるなら「異例」です。

安倍元首相の国葬にも成年になられたので参列されるのが良いのですが、一向に御所から出て来ません。

天皇皇后両陛下の渡英にあたり、空港までお見送りも無し、御所の玄関前で終わりです。それでも愛子さまのお辞儀を褒め称え賛美する。確かに小さい頃はなかなかお辞儀をしなかったので、あれだけのお辞儀が出来るように成長されたことは喜ばしいことでした。

美智子さまの「お慎み」は前例として雅子さまに受け継がれ雅子さまの「お慎み」が続いています。
とはいえ、美智子さまはかなり高齢になってからの「お慎み」使用なのでしたが。

異例は秋篠宮家にもありました。眞子さんの結婚は異例だらけでした。結婚の一連の儀式を行わず、一時金辞退しての渡米です。幼稚園から高校まで学習院には一切通わなかった悠仁さまの進学も異例でした。

他にも沢山の異例があるはずですが、庶民の私は慣例により今日は秋彼岸で早くからお墓参りに行ってきました。

皇室も今日は秋季皇霊祭の儀があり、秋篠宮ご夫妻と佳子さま、彬子さま、瑶子さま、久子さま、承子さまが臨まれますが、天皇家では、雅子さま、愛子さまはどうするのでしょう。

皇族としてより、皇室として守って欲しい伝統はあります。慣例、異例、前例、これらの言葉は今後もどのように皇族方に使われるのでしょうか。



安倍元首相の国葬に秋篠宮ご夫妻ら7人の皇族方が参列

宮内庁は21日、東京・日本武道館で27日に営まれる安倍晋三・元首相の国葬(国葬儀)に、秋篠宮ご夫妻ら7人の皇族方が参列されると発表した。天皇、皇后両陛下と上皇ご夫妻は、慣例に従って使者を派遣される。

同庁によると、参列されるのは、秋篠宮ご夫妻と次女佳子さま、三笠宮家の 寛仁ともひと 親王妃信子さまと長女 彬子あきこ さま、高円宮妃久子さまと長女 承子つぐこ さま。国葬では、両陛下と上皇ご夫妻のそれぞれの使者が拝礼した後、皇族方が供花される。
記事出典 読売新聞 https://www.yomiuri.co.jp/koushitsu/20220921-OYT1T50171/

皇后さま、英女王国葬に参列され安堵される

宮内庁は22日、皇后さまが19日のエリザベス英女王の国葬に、体調を整えて参列できたことに 安堵あんど されていると明らかにした。皇后さまは、18日のチャールズ国王夫妻主催のレセプションは体調を整えるため出席を見送ったが、19日は天皇陛下とともに国葬に参列。引き続き開かれた英外相主催のレセプションにも出席し、トンガ国王ら各国王族や元首らと歓談された。記事出典 読売新聞 https://www.yomiuri.co.jp/koushitsu/20220922-OYT1T50298/



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  1. やしま より:

    mayuさん、いつもありがとうございます。
    曼珠沙華は近くのお庭にも咲いています。最近は白の曼珠沙華も植えられたようで、紅白でにぎやかです。花言葉も「情熱」と「諦め」。真反対なのが面白いです。

    皇室の慣例や前例や強いお気持ち。平成時代から目立ってきた言葉ですね。ただ、じゃあその前は?というと、香淳皇后陛下の第4子が女子だったときに、昭和天皇は側近からかなり強く側室を持つことを薦められました。ほとんど強制に近いような形。でも昭和天皇は頑張られた。「良宮が良い」これぞ美しい「強いお気持ち」。秩父宮、高松宮は子無し。(三笠宮は結婚前)当時の宮内省は「女腹」である皇后に対しての憂慮と男子が生まれないことの焦燥感が強かったのではないかと。11宮家は存在しておりましたが、大日本帝国の元首である昭和天皇の皇子が何としても欲しかったのも確かで。
    第5子で平成の天皇陛下がご誕生になったので、その後側室を強要されることは二度とありませんでしたが、昭和天皇がいつかの結婚記念日で、こうして長年仲良く連れ添えたのは、側室を持たずに来れたことだ、みたいな話をなさっていたことが記憶にあります。良かったなぁ~とそのときは心底思いました。

    そして、これまた大きな前例慣例破りが、平民である美智子様を入内させたこと。これこそ皇室初め各方面からの大反対の声。梨本宮伊都子様の「皇室は終わった」という意味の日記が有名。そして確かに、ここから皇室は変わりました。庶民的になっていったし、慣例や前例が強いお気持ちの前に敗れ去ってしまうようになった。そして皇族はこの印籠を出せば、大抵のことは通るということも学びました。その意味では上皇后は先駆者です。

    戦前の宮内省と、今の宮内庁とでは全く別物です。今の宮内庁職員はその時その時のタイムスケジュールに沿って皇室の行事、イベントはきちんとやろうとしてはいると思いますが、皇族側の抵抗に遭うと即方針転換してしまう。「皇族のお気持ちなんだから従わざるを得ない」というところでしょうか。諫言したり、強く勧める人はもはや皆無です。

    今上夫妻が愛子様の将来をどう描いているのか、今は全く五里霧中。女帝にしたいと思っているかと言われれば私てきには「No」です。もしそう思われていたのなら、成人前からの単独公務、成人してからは積極的に公務をなさり、その存在をアピールしたことでしょう。今のこの状態は、はっきり言って異常です。卒業まではこのまま姿見せずで何とかなっても、卒業後は外国に留学という形にでもしない限り、国民の「?」感は日に日に強くなっていくことと思います。

    今日はこれから義母のところです。空き家の義母宅の管理もなかなか大変。今年は雨が多いので、庭に雑草がぼうぼう。どこから手をつけたらいいかわからない。こちらの地方は今、雨はやみました。降っていたらやらずに済んだのですが。実家から帰宅してすぐとの連チャンで、体も気持ちもガタガタです。

    • mayu より:

      やしまさん

      白の曼殊沙華があるのですか、並べて植えたら綺麗でしょうね。

      大正天皇は男子4人で側室要らずでした。
      良子さまは女子が続いたので側室も・・と考えたでしょうね。
      頑張って男子2人出産されましたが、常陸宮殿下にお子様がいないのが
      残念なことと、私的には良子さまと、良子さまのお父様の遺伝子が未だに
      続いているのが何とも言えない気持ちになる時があります。

      美智子さまが入内で皇室はかなり変わりました。
      悪い意味で皇族が強くなりました。

      愛子さまに天皇は無理だと、両親が一番分かっているでしょうに、
      天皇陛下が「愛子天皇はない」とハッキリ言わないんですよね。

      来年には大学4年、結婚も相手のある事だし、佳子さまより
      難しいのでは?

      皇女では黒田清子さんと同じ立場ですが、愛子さまの現状は
      滅多に出てこないのに、崇め奉りは偶像崇拝のようでもあり
      いくらコロナ禍でもかなり異様に見えます。
      ボチボチ出てきて公務されると良いのですけど。

      今度はお義母さん宅ですか! あっちこっちと大変ですね。
      涼しくなってホッとしましたが、体調に気を付けてください。

  2. クロワッサン より:

    天皇と皇后は、皇室の為に尽くしてくれた安倍さんよりも、二人に対し、何を思っていたか分からないエリザベス女王の方が、大切なんですね。安倍さん可哀想。

    安倍さんへの、直接の想いを語らなかった天皇と皇后は、国民として淋しい。

    美智子さまが、祭祀をお慎みに転換したのは、70歳半ば過ぎか、80歳過ぎじゃなかったかな?年のせいで。雅子さまは、最初からですからね。今日は、参列されたのかしら?

    インターネットで、雅子さまのシワシワの服は美智子さまの指令、レセプションに出れなかったのは、美智子さまからの電話があったからだってコメントが載っていました。

    何でも、黒幕は美智子さま。この頃、何だか、少し可哀想になってきましたよ。

    • mayu より:

      クロワッサンさん

      上皇夫妻の退位と天皇皇后夫妻の即位には安倍元首相は大変な尽力をしてくださいました。
      上皇夫妻は高齢なので仕方ないとして、天皇皇后夫妻にはガッカリでした。
      それこそ、異例の国葬参加しても良いのにね。

      そうですよね、美智子さまのお慎みは後期高齢者になってからでした。
      雅子さまは50代からお慎み、病気療養中と言われればグーの音も出ません。

      雅子さまが批判される事は、美智子さまが黒幕ですか(笑)
      雅子さまは悪くない、誰かのせいにしないと気持ちが納まらないんでしょうねぇ。

  3. マグノリア より:

    こんにちは。
    mayuさん、的を射ています。
    私はもう一言「お慎み」も加えていただきたいです。(ご存じのように先代からですが。)
    エリザベス女王の国葬では「前例」、安倍元首相の国葬では「慣例」、お見事です。
    皇室は元々別世界、別の国と考えても良いでしょう。
    よく皇室特権がどうのと言われますが、この特権は皇室に属している人は皆ありますし、そもそも特権ありきの日常生活です。
    1円足りないから物が買えなかった、なんて考えもしない世界なのです。
    「強いお気持ち」これは日本国民の生活の実態を知ってから使っていただきたいですね。
    最近では、異例→前例→慣例へと進化しているようです。
    更に、皇族の方々は祭祀・公務を行うことは慣例にならうことだと思います。
    以前秋篠宮殿下が「公務は受け身」とおっしゃっていましたね。
    不自然な批判や誹謗中傷、極端なアゲアゲサゲサゲ評価を見ると残念な思いでいっぱいになります。

    曼珠沙華、山口百恵さんの歌を思い出します。

    • mayu より:

      マグノリアさん

      ホント「お慎み」も加えた方がいいですね。
      これは美智子さまから雅子さまへの伝承になりました。

      異例、前例、慣例、お慎みと都合のいいように使いこなしていて
      さすが大変聡明でご優秀な天皇ご一家です。

      公務は受け身であり、皇族が我を忘れて「行きたい~」は
      異例の出来事なのですが、前例があるのでこれまた・・・(笑)
      でも今回は天皇皇后夫妻、イギリスに行って良かったです。
      いろいろ見えなかったものが見えた方もいたと思いました。

      山口百恵さんの曲は「マンジュシャカ」と読むんですよね。

  4. 白雪山羊 より:

    mayuさん、記事更新
    ありがとうございます。

    私も彼岸花の呼び名は曼珠沙華の方が好きです。

    聡明な○○さまは~とか
    皇族方がどんな方と雑誌記事に書かれる時に、よく使われると思いませんか?
    皆様、聡明なんですね(^^;

    異例も本当に多くなりました。ここ数年は本当に異例ばかりです。
    お慎みも増えましたね。
    一体これからどうなるんでしょう…伝統も大切にしてほしいです。

    • mayu より:

      白雪山羊さん

      私の住んでいるところは、ほぼ「彼岸花」なので、もしかしたら
      「曼殊沙華」の名前を知らない人もいるかも、特に後期高齢者は。

      週刊誌は特に雅子さまと愛子さまを聡明でご優秀で、と持ち上げますが
      天皇陛下の事は聡明でご優秀でとは書きませんね(苦笑)

      どういう所が聡明なのか?私には分かりません。

      美智子さま発案のお慎みも、右に倣え~で雅子さまへ伝承されています。
      伝統口芸(^^)  ずーっとこの路線で令和は進むんじゃないかなぁ。

  5. わかくささき より:

    mayuさん、記事連投ありがとうございます。

    ヤフコメの天皇家賛美。
    愛子様の成年式頃のは、眞子さんの結婚直後でこのまま愛子天皇が実現?し、秋篠宮家はどうなるんだろうとある意味恐怖さえ覚えて読んでいましたが、あれから10ケ月経って、当の天皇家の実働と合わない賛美に「アホか」と思うようになりました。

    子供の行事って母親の考え方でやるやらないって決まる事が多くないですか?
    私自身、一人娘の七五三や成人式(進行形)には力が入ります(笑)。

    雅子様自身がやって貰えなくて、お得意の合理的な考え方と相まってその必要性を感じていないのかもしれません。
    愛子様の「着袴の儀」もなかなかやらなくて、美智子様の誕生日のお言葉の後、やっとやられましたよね。
    私は今でも愛子様のティアラは雅子様の「発注忘れ」で、運よくコロナ禍という理由を付けて美談にしたと思っています。

    成年式(お披露目)と会見は対外的な事もあるので遅れても行われましたが、陵参拝はやらないもあるかもしれません。…が、ここにきて悠仁様が伊勢参拝されるので対抗心を出してくるかも???

    しかし、ここまで愛子様の事が表に出て来ないのは異常ですね。
    愛子様が御所にお友達を呼んで会えているなら良いですけど。
    愛子様に問題があるのかは分かりませんが、両親の言い付けを守りあまりにも良い子ちゃん過ぎて心配です。佳子様は早くから自己表現されていましたが、眞子さんのような例もありますからね…。

    今上の英国国葬参加は、愛子様が表に出てくる絶好のチャンスなのですがね。

    • mayu より:

      わかくささきさん

      私が思うに雅子さまは皇室の仕来り、儀式、等々、あまり勉強しなかったのでは?
      と思う事が度々あります。
      庶民と違い、職員が動いてくれるのに、段取りが悪いこともありそうだし、
      天皇陛下も「お任せ」でなんだかんだと言わないのも悪いです。

      他は愛子さまが難しいお子さんで、なかなか言う事を聞かなかったとか。
      内情は分かりませんがいろいろありそうです。

      その点秋篠宮家は紀子さまが完璧主義者で段取りも良いんだろうなと思いました。
      秋篠宮家は何を言われようとも、淡々とやるべきことをやるので良いですね。
      動きのない愛子さまを差し置いて・・・と気にする必要なしです。

  6. ミラージュ より:

    mayuさん、こんにちは。
    全く仰有る通りですね。
    以前は何かと云うと前例がないと却下が多かった印象があります。
    それが “強いお気持ち”で掟破り、慣例無視の異例が蔓延ってしまいました。
    今回の訪英だって前例があるからこそ強いお気持ちが通ったのでしょう。
    平成の天皇皇后は全く悪しき前例を作ってしまいました。
    天皇たるもの一時の事情や私情に流されない遥か遠い未来への影響にも想いを馳せて決めなくては。
    今上は親の悪しき前例と皇后父親の、暖簾に腕押し的な力が加勢してやりたい放題。
    ○和田氏亡き後、宮内庁がまともになれば良いのですが。

    アゴラで八幡氏がしごく真っ当なことを書かれています。
    雅子様への苦言めいたことは封印しての記事なので若干歯がゆい内容ではありますが。
    八幡氏のような意見がマスコミにもっと取り上げられれば良いと思うのですが、新潮、文春共に天皇家ヨイショ派になってしまぃした。
    WILLやHanadaのような雑誌がもっと影響力があれば良いのに今いちで残念です

    もうお墓参りを済ませてこの記事を書かれていらっしゃることに驚嘆です!
    雅子様のお出ましはあったのかしら? 又々お慎み?
    体調云々は使わないと云うことなら、予定発表にも、
    始めからお慎みと発表されるのかしら?

    彼岸花、曼珠沙華の方が響きが綺麗ですね。
    花は咲くべき季節をちゃんと知って咲きます。
    愛子様、短い青春時代を無駄にしないで咲くべき時に咲いて下さいな。

    • mayu より:

      ミラージュさん

      平成から皇室がジワジワと変わりました。
      生前退位があるとは想像もできませんでした。

      ○和田氏はボケもせず元気溌剌で長生きしそうです・・(^^;)

      アゴラで八幡氏の記事、読みましたが週刊誌はこういう記事は
      書かないのかな~雅子さまと愛子さまへの苦言は書かないですネ。

      寝付きが悪いのが続いたあとに、生活を早寝早起きに替えたので
      早めにお寺に行きましたが、ちょっと早過ぎみたいでした(笑)

      雅子さまは安定のお慎みじゃないかな。
      イギリス帰りでお疲れが取れないでしょうし。

      曼殊沙華、旦那が実家から持ってきて庭に植えていましたが、
      ちゃーんと咲いて綺麗です(^^)

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