26日、秋葉原無差別殺傷事件で死刑が確定していた死刑囚(39才)の死刑執行された。月日の経つのが早くて、あの衝撃的だった事件から14年経っていました。
死刑の是非についてもいろいろ議論されているのでしょうが、被害者と家族の無念を考えれば終身刑の無い日本では死刑の存続と死刑実行は必要な刑だと思っています。このような何の落ち度もないのに突然命を絶たれた側からみれば「罪を憎んで人を憎まず」これは無理でしょう。
14年の間に次から次へと大きな事件や大きな災害があったりしたので、事件の詳細は忘却の彼方でしたが、今回少し検索してみたところ、以下のサイトを見てあの時のあの映像を思い出したのでした。
加藤智大の母親や弟の現在!秋葉原通り魔事件の全貌も総まとめ
https://newsmatomedia.com/kato-tomohiro
京アニ放火事件、安倍元首相銃撃事件、これらの加害者の共通点として、年齢が就職氷河期世代の「ロストジェネレーション世代」でした。私ははてなブログでロスジェネ世代の悲痛な就職難と非正規雇用についての体験ブログを読み、自分の娘、息子もロスジェネ世代なので他人事にようには思えませんでした。
「無敵の人」になるのは自己責任なのか、社会が悪いのか、とても難しい問題です。ロスジェネ世代でもうまく乗り切っている人達も多いし、反面非正規雇用で働く若者も多くなっています。
「孫は贅沢品」との言葉は何で読んだのだろうか。
結婚すること自体が難しい世代で、更に結婚したからといって子供を作るのもお金が掛かり大変、不妊率も高くなっている。そんな社会で孫を見られるのは奇跡のようなことだと、そんな感じでしょうか。
今日、死刑執行された死刑囚と安倍元首相を銃撃し死亡された犯人の共通点は年齢だけでなくもっとありました。
*母親が毒親だった。教育虐待と統一教会信者でネグレクト
*2人共にかなり偏差値の高い高校を出ているが、四年生大学には進学しなかった。
*非正規で職場を転々としていた。
*ネット掲示板、ネットで動画を見て、とネットがきっかけになっている。
*自殺願望があった。
ロスジェネ世代の救済も行われているようですが、微々たるものであまり効果はないようです。私は昔から嫌いでしたが小泉と竹中は大嫌いです。
秋葉原通り魔事件も安倍元首相銃撃事件も大きな事件で、その犯人を庇うつもりは毛頭ありません。自己責任なのか個人の性格なのか、家庭の環境が問題なのか。
昨夜、去年の12月26日に連絡後私からの連絡を絶ち、息子からも一切の連絡もなく7か月になり、新型コロナ感染者も多いし、母の様子も加えてメールしようと思ったのですが、また塩対応されるかと(苦笑)何となく怖くて連絡できなかったので、替りに娘に頼んでLineしてもらいました。
元気に仕事をしている、3回目のワクチン接種をした、おばあちゃんが良くなるといいんだけど、このような返信だったとか。
私たち両親の事には関心がないのでしょうね。一体何が原因でこうなったのか、旦那も自分は電話しなくても良いから私に連絡しろ、というし。 家を出てから20年以上経って1人暮らしが長くなりすっかり親離れしているんだと思う事にしました。