林真理子先生の新刊 「李王家の縁談」から大韓帝国最後の王女・徳恵姫と宗武志夫妻まで辿り着く

雑談

こんばんは。薬を減薬して2か月以上、あれだけ過眠だったのが今は昼寝無しで一日を過ごしています。夜はキッチリ8時間~8時間半くらい寝ているので睡眠不足でもなく、減薬前の2時間、長い時は3時間も日中に寝て、トータル一日の睡眠時間10時間以上が異常でした。減薬の副作用は耳鳴りがずーっと続いていましたが、今は無くなりました。医者が言っていた通り、若い時と同じ分量では多過ぎるようになったらしい。

今まで寝ていた時間起きているわけですが、その間目を開けているので目が疲れるのかな~?と思うようになりました。パソコン程々、テレビとピアノを弾く時間が多いかな。何だかとっても暇で友達に電話をすることもある。目が疲れなければ本でも読みたいのだけど、老眼鏡作り直しを考えるくらいになってきたし、ちょっと無理かな。

そんなこんな状態でいた今日、天気が良いので1人で買い物に出掛けたあと、フラフラとネットをする。

文春オンラインの「梨本宮伊都子妃が娘の嫁ぎ先を早く決めねばと焦ったのもよく分かる」 林真理子がふりかえる“皇族の縁談”と“身分制” を読んだ。
https://bunshun.jp/articles/-/50446

林真理子×磯田道史の対談形式で、林真理子さんの新刊「李王家の縁談」の宣伝と言えばそれまでですが。一番上の写真は梨本伊都子さんの長女で李方子さんと結婚相手の李垠(イ・ウン)殿下。

いつの時代も、高貴な方々の結婚問題はむずかしい――梨本宮伊都子妃は、娘・方子女王の結婚相手探しに奔走していた。なかなか身分の釣り合う婿が見つからないのだ……。方子女王が皇太子妃になる道が潰えた今、方子がみじめな思いをしないように、一刻も早く、良縁を見つけてやらなければならない。Amazonより

梨本宮妃伊都子さんの長女方子さんの縁談がきっかけで書いたとか。方子さんは昭和天皇のお妃候補とも言われた方です。

文春オンラインを読み進めていくと、
大韓帝国最後の王女・徳恵姫と宗武志夫妻
https://bunshun.jp/articles/-/50448?page=2

=今回、李王家について調べていくうちに、李垠の異母妹にあたる大韓帝国最後の王女・徳恵(トケ)姫と宗武志(たけゆき)さん夫妻についても、色々と知ることになりました。夫の宗武志さんは対馬藩の旧藩主の家柄で、東京帝国大学文学部出身、北原白秋にも師事していた上に、写真を見るとすごくイケメンで背が高いんです。
磯田=宗武志さんはまるでドラマにでも出てきそうな美貌の持ち主ですよね。この縁談も伊都子さんが積極的に関わられたようですね。

おおっ ドラマに出てくるようなイケメン!検索してみました。なるほどイケメンです。他にも探すと昔でもイケメン皇族がいらっしゃるんです。勿論目鼻立ちくっきりの美人もいます。

1931年5月、王族で元大韓帝国皇帝であった徳寿宮李太王熈の娘李徳恵と結婚。「朝鮮王朝最後の皇女 徳恵翁主 単行本 」より
李徳恵、朝鮮第26代高宗の末娘として生まれ、学習院に留学、対馬の宗伯爵と結婚、統合失調症を患い、娘の自殺、離婚、帰国と、苦難の生涯を余儀なくされた。
韓国の最後の王女の悲劇的な人生
https://ichi.pro/kankoku-no-saigo-no-ojo-no-higekiteki-na-jinsei-200665938038849


離婚したのち徳恵翁主の韓国到着(朝鮮日報)

このように、林真理子大先生の新刊「李王家の縁談」から宗武志氏を検索、結婚相手の朝鮮王朝最後の皇女 徳恵翁主の人生まで小説ほど詳細ではないにしてもネットで読めるのでした。

「李王家の縁談」はKindleでも読めるので、読んでみようかな~。以前、やしまさんからお薦めされた「徳川おてんば姫 井手 久美子 (著)」Amazonから購入したのですが、こちらは目が悪過ぎて読めなかったんです。背景が白無地じゃない、模様がついていて文字がはっきり見えなくて、視力の良い人なら大丈夫。カスタマレビューも良いので、老眼鏡にハズキルーペをかけると読めるかも。



コメント 【注意】既にコメントしている方に被らないハンドルネームを入れてください。匿名・名無し、通りすがりは承認できません。皇族方には敬称をつけてください。

  1. sawayaka より:

    ご無沙汰しています。

    「李王朝の縁談」の話題が早く出てくれないかなと思っていました。
    私も興味があって発売後すぐに読みました。
    対談の中でも皇族の関する資料がたくさん持っていると言われているように、
    彼女は華族、学習院つながりの「帝の淑女」なども書かれています。

    この「李王朝の縁談」のあとがきに、

    この本は小田部雄次先生の「梨本伊都子妃の日記」がなくては書けませんでした。

    また私に「李王家との縁組は、伊都子妃が積極的に進めたことではないか」という
    最初にヒントをくださったフェリス女学院大学の新城道彦先生、宋武志の資料を提供くださった麗澤大学名誉教授田中俊平先生、
    そして毎回ご教示をくださった浅見雅男先生にも深くお礼申し上げます。

    と書かれていますし、対談でもおっしゃっているようにこのあとがきを読むと大方の部分は史実に沿っているみたいですね。

    ところで、小田部氏の著書によると、
    昭和20年の皇族の財産ですが、高松宮は、結構高額な財産を持っていて、
    高松宮570万、秩父宮180万、三笠宮70万の資産だったそうで、
    高松宮は、天皇家と変わらないくらいの宝石(280万)を持っていたそうです。
    例のティアラもそうなんでしょうね。

    高松宮妃の遺産の話が出ましたので
    そう言えば以前「徳川おてんば姫」の共著者である息子さんのブログを
    読んだことがあったと思い出し、検索してみました。

    徳川慶喜log~徳川と宮家と私~
    徳川慶喜家に生まれた母久美子の生涯、そして私の人生。【徳川慶喜log~徳川と宮家と私~】

    その検索の際、高松宮妃の遺産を検索ワードに入れていたらちょっと興味深い記事にヒットしました。
    15年前の記事なので、その頃読んでいたとしても
    きっと読み飛ばしていたと思いますが、最後の「小見出し」が意味深。

    asahi.com: 高松宮邸がマンションになったわけ - 住まい「週刊朝日・AERAから」
    子どもがいないために廃絶になった高松宮邸の一部で、マンション建設が始まった。  この話、実は、世継ぎを巡る「皇室典範改正問題」にも絡んでゆく可能性が……。      ◇  聞こえてくるのは大
    • sawayaka より:

      読み返したら、「李王家の縁談」を「李王朝の縁談」と書いてますね~
      他にも間違っているかも。
      ごめんなさい。

    • mayu より:

      sawayakaさん

      「李王家の縁談」もう読まれましたか。
      梨本伊都子さんの日記を元に調べて書かれた小説らしいので
      限りなく史実に近い小説だとすると面白そうです。

      やはりKindleで読もうかな。
      高松宮の高額な資産、昭和20年で570万は凄い金額でしょう。
      天皇家も戦後資産を没収されなければ、いちいち「国民の血税」と
      言われずに済んだかもしれません。

      高松宮邸はいずれは悠仁さまが結婚された時の新居になるのか。
      小室夫妻には使わせられません。

  2. ramiri より:

    mayuさん、おはようございます。1度眠りについたのですが、咳喘息が出て起きてきました。李王朝に嫁がれた方子さまの生涯はきちんと映画化してほしいものです。徳川おてんば姫も、NHKドラマで見てみたいです。目には支障がないのですが、小説を読む能力を失ってしまったようでして。漫画なら辛うじて読めるので、「鬼滅の刃」の世界から抜け出せなくなっています。映像も現在進行中のアニメもありますしね。暖かくなるまでは、この調子で小康状態で過ごすしかないと思います。

    • mayu より:

      ramiriさん

      大河ドラマは無理でもドラマには良さそう。
      「鬼滅の刃」テレビ放映中ですか、はまれるのが一つでもあると
      少しは気分転換にいいです、私は韓ドラしか見なくなりました。
      春になって体調や気分も快復すると良いですね。

  3. やしま より:
    徳川家の末裔「95歳」で作家になった女の一生 - ライブドアニュース
    大政奉還図の前で。左から、私(井手久美子さん)、姉・喜佐子、兄・慶光、邨田丹陵先生(写真:井手純)そろそろ平成も終わり、新しい元号になる。「昭和時代」という言い方にも慣れてきた。おてんばなお姫様がつづ

    徳川おてんば姫の紹介があるサイトなんですが、ここにはないのですが、たしか本の中には最初の夫、松平康愛氏の写真が掲載されており、この方もかなりのイケメンですので、もし写真があったら御覧ください。井手さんは徳川慶喜の孫ですが、父親は彼女が生まれる8カ月前に死去。最初の夫は結婚生活2年で戦死。女児が生まれていましたが、婚家先に跡継ぎということで取られてしまう。今だったら考えられない苦難を乗り越え、医師と結婚したり、姉、高松宮妃の遺産が6億円入って、裕福な晩年を過ごしたと思ったら、この方本当に男運が悪く、医師の夫は人に騙され死去した後に億以上の借金を残され。息子も愚息で母親の遺産を食いつぶしてすってんてん。晩年は都営住宅住まい。けれど10年構想の本が95歳時出版され、その本を持って幸せだと。そしてその翌月に亡くなられました。こちらはノンフィクションなのに本当に面白かったので、お薦めです。

    林真理子氏の御本の紹介ありがとうございます。早速読んでみようと思います。私はこの方、純粋な小説話は何ともドロドロしていて肌が合いません。けれど史実に基づく小説は、かなり調べて書いている感じがして、好感を持っています。例えば『六条御息所 源氏がたり』は感嘆しました。源氏物語をこういう側面から見ると、また全然違った物語に見えてくるのです。そういうセンスをこの人は持っているので、今回の本も読むのを楽しみにしております。

    • mayu より:

      やしまさん

      徳川おてんば姫は手元にあるので、ハズキルーペをかけて
      読めるようだったら読みたいなぁ~とは思っています。

      パラパラ~っと読むと言うより見たのですが、写真も多くて
      皇族、華族、上流階級の昔話は面白いです。
      波瀾万丈の人生を送られましたが、96才まで長生きされて
      本を出版されて良かったですよね。

      林真理子先生の新刊はKindleで読めるのが魅力でした。
      小説とは違うので思ったより面白いかも。
      あまり堅苦しくなく読めそうな感じもします。

      • やしま より:

        頑張ってくださいね♪

        徳川おてんば姫の話ばかりで申し訳ないのですが、自伝だけあって、ご自分に都合の悪い話はこの本には出てきません。私、上記のサイトで初めて知ったことが多かったです。例えば高松宮妃殿下が亡くなられた後の遺産6億円!!すごいと思いませんか?(本には一言も書かれていません)この6億円というのが皇族費として授受していたものの残りなのか、それとも妃殿下ご自身のお里からの遺産だったのか。。皇族費がその先、一般人に流れていくとなると、眞子様も遠い将来には億円の遺産を手にするのかしらと、そんな話に頭が飛んでしまいました。

        • mayu より:

          やしまさん

          1億円でも凄いのに6億円とは!どんだけ~!でしたが
          書かれていないんですね。

          そして息子も6億円もどうやって使ったんだか。
          私には使えそうもない金額だけど、使う人は使うんだろうな。
          私の愚弟も使ってしまうかも。

          眞子さんは秋篠宮殿下の遺産相続人になるので、
          小室圭氏は逆玉の輿に乗りましたぁ~。

  4. マグノリア より:

    おはようございます。
    李方子さん、昭和天皇のお后候補とまで言われた方がどのような人生を送られたか、想像の域を超えていることでしょう。
    姉妹のみでしたので将来宮家を存続することが難しいために、縁談も困難だったと聞き及んでおりますが、真実はわかりません。
    方子さん、何カ国語も話すことができマルチリンガルではないでしょうか。
    また嫁ぎ先で福祉に携わり、生涯を捧げた高貴なお方と私は思います。

    林真理子さん、申し訳ありませんが私は相容れないものがあります。
    小室夫妻の結婚に際してもいろいろコラムを寄せていたようですが、チラ見しただけで考え方に疑問を感じることが多かったです。
    とても聡明な方でいらっしゃるのですが・・・
    なので、このようにmayuさんが取り上げてくださり私個人で知ることができない分野を紹介していただき感謝いたします。

    • mayu より:

      マグノリアさん

      昔の皇族は母親が子供の結婚に奔走していたそうで、長女の方子さんが
      昭和天皇のお妃から外れたことで、梨本伊都子さんはいろいろ考えたみたいです。
      それにしても、朝鮮の人との縁談とは大胆ですね。
      昭和天皇は目鼻立ちくっきりした女性は華美に見えて、香淳皇后を選ばれたとか。
      方子さんがお妃になっていたら、美智子さまの入内は無かったとも推測できますし、
      今の皇室の惨状も無かったかもしれません。

      林真理子大先生は週刊文春で小室圭氏のことも書いていましたね。
      私は作品としては、林真理子大先生の文章は読みやすいのでは?
      Kindleで読めるのも視力の悪い私には良いのですが、気が向いたら
      読んでもいいかなぁ~とは思いました。

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