空前の猫ブームだとか。わかる、あの猫の表情、仕草、なんとも言えない面白さがある。我が家でも7年くらい前まで20年以上猫を飼っていた。4匹~2匹の多頭飼いをしていたが、次々と高齢になったり病気で亡くした。

犬も好きで13年間ハスキー犬を室内飼いしていた。ハスキー犬は猫を可愛がり共存できていたのだが、ハスキー犬が亡くなり三年後に飼ったミニチュアダックスフンドが大の猫嫌い。家の周りをうろうろする野良猫を見ては追い掛け回す、吠える。野良猫を保護して飼いたい気持ちはあってもとても共存できそうにない状態でした。

ところが、去年野良猫の一匹がダックスフンドが追い掛け回しても吠えても一向に気にしない、家の中に入って来る、そのうちコタツの中にも入るようになりダックフンドも諦め(笑)少しづつ共存していくようになった。それでも野良猫の資質は残っている。何しろ親猫が毎日猫を見に来てはミャアミャアと呼んだりするので、半分家猫状態でもあった。

私はそれでも良いと思っていた。コタツの中に猫が居る。肉球をくりくりしてもされるがまま、だらーーーっと伸びて寝ている姿、丸くなって寝ている姿、見るだけで面白い。その存在感は居ると居ないではかなり違っていた。けれど、この猫は仔猫の時から咳をして病気があるようだった。獣医に連れて行こうと洗濯ネットに入れようと試みるも、家猫のようにはいかない。野生の本能だろうか、こちらが怪我をするほど暴れてとてもネットに入れられない。勿論、猫バスケットにも入れられない。獣医は基本野良猫は洗濯ネットに入れないと診られないという。

たまに咳をする、そのままの状態で冬を迎え元気そうだったのに、ある日突然亡くなっていた。短い期間だったけど完全野良猫状態では食べられなかっただろう、美味しい焼き魚やおやつを食べて、コタツの中でぬくぬく暖まり寝て少しは幸せだったかな?

そしてフト思うのだ。猫も人も同じかもしれない。産まれた場所、親、運で生き方が良くも悪くも変わる。人間には「努力」があるが、努力しても報われない事も多々ある。大して努力しなくても運が良い人もいる。親を選べないのは猫も人間も同じだな・・と。

数年間に渡り野良猫を捕獲して(主に雌猫)自費で避妊手術を受けさせた猫は5匹。野良猫は捕獲するのも大変だったが、避妊手術をすることで猫の繁殖を抑えられる。また野良猫の寿命は短いので自然に亡くなる猫もいて、家の周りをうろついていた猫も自然と少なくなり以前は10~8匹の野良猫に餌をやっていたが、今は2匹になった。いずれこの2匹もいなくなるだろう。血統付きの猫も可愛いけど、私は雑種が好きだ。